最近はいわゆるFランから大企業に応募してくる例も増えている。

まあ、応募はできるが無駄だろう。

あまり学歴がよくない人には残念だが、はっきりと言っておく。

学歴フィルターというものはある。

一応企業イメージのためにもどの大学からでも応募できるようにしているが、あまり偏差値の高くない私立からの応募は落とされるようになっている。
長年人事をしていた経験からいっても、いい人材というのは大抵高学歴に偏っているのだ。


 まず、学歴の高い学生ほど質問に対してきちんとした答えが返せる。(こちらの質問の意図がつかめないで見当違いの答えをいう学生も多い)。
そしてテストの成績がいい。これは、きちんと自分で勉強できるということで、与えられた課題をきっちりとこなせるのだ。勉強ができないのは今までの生活のなかで遊び呆けていたり、勉強でわからなければすぐに諦める、そういういい加減な生活が積み重なった結果だろう。やることはきっちりやるという部分は、高学歴ほどしっかりしているのだ。

 それに対して、学歴が低くなると、お金に困らない家庭だから「とりあえず」大学に行くような人が多い。勉強が嫌いなくせに大学にだけは行っておきたい、やる気のない人が多い傾向にある。「親が行けというから」と、受け身で行く人が多い。モラトリアム気分で大学に行っても、自分の成長は見込めないだろう。ここだけの話、企業としては高学歴に比べると低学歴はあまり採りたくないのが本音だ。

 皆が皆そうだとは言わないが、学歴が低いと確実に就職活動は厳しくなる。

私としては、身の丈にあった企業に応募することをオススメする。Fランク大学から大企業に応募するというのは、はっきり言って無駄だ。絶対にムリということはないかもしれないが、それでも可能性はゼロに近い。

 自分の大学の就職実績をみて、応募するところをよく考えていけば、何社受けても全て落とされるということは少なくなるはずだ。