久しぶりの投稿になるが、数々の学生を採用してきて思ったことを書こうと思う。

まず、学生諸君に分かってほしいが、高学歴だからといって採用しているわけではない。

これはその通りだ。間違ってはいない。

しかし、結果的に会社は高学歴を採用することが多い。

なぜかというと、高学歴ほど努力できる人材であることが多いからだ。


会社に入る前は、その人が会社で活躍できるかどうかはわからない。

東大京大といえども、使えない人材であることも多い。

高学歴で使えない人材は面接の時点でだいたいわかる。

基本的にコミュニケーション力が不足しているのだから。(つまり、人間関係を築くのが苦手なタイプが多い)

逆に学歴が低くても、面接で「こいつはやってくれる!」と直感して採用することもある。

だが、大多数の学生はそこまではわからない。


そして、大事なのは入社後のことである。

入社して仕事ができるようになるためには、相当な努力が必要とされる。

高学歴の学生であれば、ここで頑張ってくれることが多いのだ。

あるいは、学歴が高くなくても、体育会系でバリバリやってきた学生であれば期待できる。

そういうわけで、高学歴が採用されやすいのだ。


学歴が低いというのは、これまでの人生を遊び呆けてたとみなされる傾向があるのも仕方がない。

やはり、学歴というのは努力の結果であり、その人の可能性を表わす一つの指標なのだ。

学歴がない人がいい会社に入ろうとするのなら、相当な努力、それも目に見える結果を伴った努力が必要となることを肝に銘じたほうがいいだろう。